モリモリ元気レポート[8] -つむぎクラブ掲載文より

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森智勝氏

「つむぎセミナー」から3週間が経ちました。

カリスマ・マーケッターの神田昌則氏が提唱している「21日間感動プログラム」をご存知でしょうか。このメソッドの基礎になる考え方は「人は21日間で日常化する」というものです。例えばW杯の興奮も、阪神タイガース優勝の興奮も3週間で沈静化すると考えられています。あなたが海外旅行へ行った時のことを思い出してください。帰国直後は写真やお土産を友人に配りながら、異国での体験を話したくてしかたがなかったのではないでしょうか。…それも3週間で熱が冷めます。

セミナー終了後、多くの感想文が寄せられています。「感動しました」「今まで出席したセミナーの中で1番でした」等々、ちょっとこそばゆい?文言をいただいたのは嬉しいのですが、大切なのはこれからです。何もせずにいると、日常に戻ってしまいます。当日お話したように、セミナー等でもたらされる事例、ヒントは藁(わら)でしかありません。それを太い縄にする作業が必要です。つまり「実践することを日常化する」作業です。

3日坊主という言葉がありますが、3週間続けたものは日常になります。禁煙・禁酒もジョギングも?辛いのは最初の3週間です。あなたの実践が3週間続くことを祈ります。

この理論は塾生の学習にも応用できます。あなたの塾に来た子供に「最初の3週間、いかに継続して勉強させるか」を考えてください。3週間勉強を続けた子供は、それが日常になりますから、以後は自立的な学習ができるようになります。

紹介をしてくれる率も入塾後3週間までが最も高くなります。その間が「顧客ロイヤリティー」の最も高い期間だからです。ある生徒の入塾をきっかけに、(言葉は悪いですが)芋づる式に生徒がやってきたという体験を誰もがしているはずです。

もちろん、21日間というのは1つの目安数値に他なりません。しかし、全ての仕組みを3週間単位で捉えて構築すると、不思議なことにスムースな流れになるのです。ぜひ、試してください。

チラシ作成に着手するのも3週間前から、テスト対策も3週間前から…そう言えば、もう夏期講習まで3週間を切っていますね。

 
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