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【新連載】「『教える』って何?」講座(6)
「パソコンの勧め」

中平徹也氏

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これまで、マジック、クイズ、雑談…など、いろいろな工夫で生徒をひきつける話をしてきました。しかしながらどれも直接指導には結びつかず(結び付けるのも一つの工夫ですが)、邪道と思われるかもしれません。
指導にあたり、比較的簡単に生徒に『魅せる』方法があります。それはパソコン。

このコラム自体がインターネット配信なのでご存知の方も多いと思いますが、授業にパソコンの映像を絡ませることで、いろいろ発展させることができます。

(1) 役立つサイトの利用

一番てっとり早いのがサイトでしょう。例えば「定常波」「百人一首」などで検索すると、かなりたくさんのサイトがでてきます。多いのが、理科の映像を見せるもの。かなりできがよく、黒板不要です。ちなみに理科全般では宇宙などの地学系は空間図形が多く、黒板で説明してもなかなか理解してもらえませんので、サイトの映像はかなり有効です。また、高校物理については「中川のビジュアル物理」というサイトがあり、これは、実際に数値を入れてそれぞれどのようになるかが分かります。かなりお勧めです。
また、百人一首などはクイズ形式になっているのもあります。最近は学校から百人一首の暗記を宿題として出されるところも多くありますから、生徒にしてみれば学校の宿題をゲーム感覚でこなすことができます。

(2) 市販データベースの活用

最近ではいろいろな教材作成用データベースソフトが売られています。単語のテスト作成などは少しパソコンができるようになるとすぐに作成できますが、問題そのものを抽出できるタイプはかなり重宝します。また、抽出した問題を一部改訂できるようなソフトもあります。個人的には数研出版のStudyaidシリーズがお勧めで、数研出版のホームページに紹介されています。興味のある方はどうぞ。また、桐原書店のテストメーカーなどはそのままワードに落とせるので加工しやすくなっています。

(3) 自分でつくる

EXCELを少し使いこなせるようになると、いろいろなことができます。
特に便利でお手軽なのは「rand()」という乱数の関数。これと「並び替え」を使うと一瞬にして問題を並び替えることができます(具体的には全ての問題番号横に「=rand()」と入力し、全体を「並び替え」します。詳細は割愛します。パソコンを詳しい人にお尋ね下さい)。
また、スキャナーで取り込むのもよく使われる方法です。単にコピーするのではなく、例えば題字のところに「○○君専用教材」と入力して問題集をスキャナーで取り込むだけでも生徒にとっては「自分だけの教材」と思い、やる気もアップすると思います。

 
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