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【新連載】「『教える』って何?」講座(3)
「生徒を惹き付ける方法<2>」

中平徹也氏

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さて、生徒を惹きつける方法ですが…、惹きつけるためのネタが必要です。邪道と思われるかも知れませんが、どんなにすばらしい授業でも生徒が聞かない限り、意味はありません。面白いと思わせて初めて、「聞いてみよう」「やってみよう」と思うのです。
このネタにはいろいろな方法があります。以下は実際に私が行っているものです。

a.授業や指導内容に直結する雑談

1.理科(物理)の指導内容から膨らませた雑談 
2.入試問題にちなんだ雑談 
3.ごろ合わせ

b.授業からはずれた雑談

1.受験や学問に関する話  
2.世間の常識やウンチクに関する雑談
3.社会や人生に関する話  
4.昔のエピソード

c.道具を用いたもの

1.マジック  
2.道具を使った説明  
3.単なる面白い小物

d. 板書を用いたもの

1.理科(物理)はイメージ重視なので、多いときで6色ほどのチョークを使います
2.イラストや独特のマーク

e.その他、少し息抜

1.クイズ
2.なぞなぞ
3.心理テスト

なお、物まねや下品とも取れる話、悪口、ブラックジョークなどはウケるかも知れませんが、不愉快になる方もいるので避けています。

こうして見ると、我ながらいろんな事をしています…。もちろんこれらは中学生進学塾に限ったことではなく、個別指導にも高校生や大学生の授業にも同じ工夫をしています。少なくとも『教える』以前に『聞いてもらう』ことが重要だと思っているからです。

マジックやイラストは少し練習が必要ですが、昔のエピソードなどは誰でも持っています。生徒は講師を単なる指導者としてではなく、「人生の先輩(=失敗談・成功談の持ち主)」と思っています。また、クイズやなぞなぞ、心理テストは最近ではインターネットから取ることもできます。僕の場合、面白いネタを見つけると、すぐに自分の携帯のメールに打ち込む(または送信)して覚えるようにしています。30ぐらいのテストはできますよ。

また、おもちゃ屋などのパーティーグッズ売り場にたまに出かけ、何か面白いモノがないかと物色しています。例えば指示棒。本来の指示棒でなくとも、単なる棒や光る棒、先に指がついている棒などでもいいと思います。現在では10種類ぐらいあります。<ちなみに名古屋の栄にとても面白い店があります。名前は忘れましたが、とにかく楽しいものばかりを置いています。分類上は本屋らしいですので、近隣の方は一度遊びにいられてはいかがでしょうか>

要は、少しの努力でかなりの改造ができるということです。次回は雑談についてお話したいと思います。

 
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