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「生徒を惹きつける+α」講座(10)
「9.答え合わせと間違いなおし」

中平徹也氏

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「勉強においてはただ問題集を解くだけでなく、復習(間違いなおし)が重要です。必ず間違いなおしをしましょう」と、よく言われます。ところがこの「間違いなおし」の方法が曖昧で、ほとんどの生徒が『答えを見ながら写している』状態です。これは間違いなおしではなく解答の書写に過ぎません。これでは時間がかかるわりに全く効果がありません。
では「間違いなおし」の方法とはどんな方法でしょうか?

【1】 宿題解答

基本的にはノートに解答しましょう。

【2】 答え合わせ

(1) ○×採点

ノートに○×をつけます。間違った場合は正解をノートに書きます。この際、ケアレスミスや計算ミスの場合はすぐに直してしまいます。

(2)誤答チェック

ノートではなく,教材の間違えた問題番号の左に印をつけます。なお、間違えた問題には『/』、計算間違いやケアレスミスには『K』と記入します。

【3】 間違いなおし

以下の要領でやります。まずA.方式でやってみて、解けないならB.方式、以下、C.方式、D.方式と順に降りていきます。

A. 全く何も見ないで再び解答する
B. 参考書の公式や基本事項のまとめ(類題の解説ではありません)を読んでから解答する
C. 解説の1~3行ほどを読み、後は見ないで解答する
D. 一通り解説を読み、理解した後で、解答を伏せて問題を解きなおす
D.方式でもできない場合は問題番号に『×』をつけます

※D.方式でもできない場合は、その問題は今のあなたには難しすぎるということです。再度言いますが、解説をみながら解答しても、「解説を理解(または暗記)するだけで、自分の力にはなりません。このような解説を見ながらの勉強を続けると、見たことのある問題しか解けないということになってしまいます。
※ また、上記で重要な心構えは、「プライドを高くする」です。つまり、「解説をなるべく見たくない!」と思いながら間違いなおしをするということです。
※ なお、解説と全く同じ方法でなくてもかまいません。問題集の解説は、プロの教育者が作成しているため、より高度な解法を用いることがしばしばあります。魔法のような解法を理解するよりも、地道であっても自分で導き出した解法の方がいいのです。

【4】 問題集を全く初めから解きなおす

『×』や『/』や『K』の問題のみを解きます。数ヶ月ぐらいたっているはずなので、解けるようになっていることもあります。これが成長です。


 
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