モリモリ元気レポート[72] -つむぎクラブ掲載文より

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森智勝氏

ゴールデン・ウイークが明け、各地では夏日を迎えているところもあるようです。関東・東北だけではなく、浜岡原発の運転停止もあり、全国的に節電が求められるようになりました。とある塾では早速、電球を全てLEDに替えたそうです。

塾の場合、夏期講習は大きなイベントであり、収入源です。朝から晩まで照明とクーラーを稼動させることになります。私は、必要な電力を使うことに躊躇すべきではないと考えていますが、例えば、照明をLEDに替えることは、地域に対するアピール、話題作りとしては有効だと思います。

節電のため、東京ドームでは減照してゲームを行なっていますが、学習の場で減照することは、生徒の視力に悪影響を与えます。しかし、国民の一人として節電に協力しなければなりません。そこで…

こんな案内文で告知することです。確かに多少の投資は必要ですが、言われているように「耐久性10倍、消費電力10分の1」ならば、費用対効果はプラスになることでしょう。

集客を考えた場合、秋までが一つの区切りだと考えています。子ども手当ての継続が難しいことと、震災不況の波がやってくることが理由です。震災日が3月11日です。前回の「クリニック」でお話したように、本来、それ以降に塾に来るはずだった家庭が、様子見状態になっています。この家庭を、夏期講習を機会に動かさなければなりません。震災で気分が落ち込んでいることと、塾を利用しないことの間には相関関係はありません。いえ、「だからこそ、子ども達には確かな学力が必要だ」と主張しなければなりません。同志社大学の村田先生は、「学生が今、なすべき社会貢献は勉強することだ」と主張していましたが、全くその通りです。あらゆる手段を使って消費者マインドを動かしてください。

例年以上に、保護者会、地域セミナー等を開催されることを強くお勧めします。

今年は、塾業界だけではなく、全ての業界にとって(つまり日本にとって)試練の年です。しかし、だからこそチャンスでもあります。これまで、幾多の困難期を迎えながらも体質改善、費用対効果の向上を実現して日本は乗り越えてきました。これを機会に、自塾をより強い経営体質に変えていきましょう。

「神は乗り越えられる試練しか与えない」

人気テレビドラマで繰り返し登場するセリフです。私もそう思います。あなたの弛まぬ奮闘を期待しています。

 
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