モリモリ元気レポート[118] -つむぎクラブ掲載文より

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森智勝氏

先日、共同通信社の取材を受けました。ご存知の方も多いと思いますが、某週刊誌が報じた「全国の博友会が下村文部科学大臣に多額の裏金?を渡していた問題」についてです。私も1年間、中部博友会の事務局長を務めていましたので、取材対象になったようです。

その場で週刊誌のコピーを読みましたが、まあ何と凄いことになっているようですね。「大阪の某塾関係者が支持して、各地方の博友会が講演料30万円を払っていた」と書いてあります。講演会の経理を担当していた私は、自信を持って言います。「それだけの講演料が払えるのなら、何で私が身銭切る必要がある???」です。初めての経験だったので、私は講演料について大阪の某氏に問い合わせました。その時の返答は「講演料はいらないよ」でした。30万円を指示された事実はありません。神に誓って!

みんな素人ですから、政治資金規正法の詳しい内容など知りません。もしかしたら思わず知らず脱法していたかもしれません。しかし、それは「下村代議士を応援したい」という純粋な思いからです。それだけは分かってください。

3月です。多くの塾が新年度をスタートさせました。ただ、例年少しずつ入塾の動きが遅くなっているようです。「まだ全く入塾の問い合わせがない」という塾もあることでしよう。あせらず、今やるべきことをやってください。集客は4月末まで続きます。以下は、今日まで集客に苦戦している塾へのメッセージです。

では、今やるべきこととは何でしょう。

1つは残された入試を最後まで責任を持って戦うことです。募集活動と受験指導は全くの別物です。生徒の人生が掛かっています。一緒に戦ってください。二次募集の最後まで。

次に、日々の授業を全力で行うことです。授業は塾にとっての商品そのものです。商品のクオリティに責任の持てないビジネスは成立しません。何があっても手を抜いて良い理由にはなりません。

その上で、今できる集客活動に全力を傾けます。

新たなチラシの投入等は予算の関係で難しいかもしれません。しかし、予算を掛けずにできることはあるはずです。門配・ポスティング・紹介制度…やれることは何でもやりましょう。中には、門配などしても無駄だと思っている塾経営者もいるでしょう。ポスティングなどしても効果がないと思っている方もいるでしょう。その通りかもしれません。それでもやるべきだと考えます。なぜなら、「無駄で終わるなら御の字」だと思うからです。多くの人が無駄を恐れすぎています。無駄は、それほど怖いものではありません。

異業種の経営者と交流して思うことがあります。彼らは必至で戦っています。1円の利益を確保するために。もちろん、塾経営者の中にも必死で戦っている人はいます。それでも総じて、塾経営者はどこか達観しています。「教育者として」の立場に全体重が掛かり、経営者としての立場を軽んじている傾向が強いのです。その潔さは認めるのですが、私はもっとあがいてもいいのではないかと思うのです。

私も塾経営者時代は「ええカッコしい」でしたので、人のことは言えません。それでも、いえ、だからこそ「あの時、もっと必死で商売していたら良かった」という後悔があるのです。「あなた」には、そんな後悔をしてほしくありません。全てのことに必死で取り組んでください。

塾経営が教育かビジネスかと問われれば、「両方」というのが正解でしょう。それでもあえてどちらかのカテゴリーに入れるとすれば、ビジネスの方に入れざるを得ません。ビジネスとして成立しなければ、あなたの理想の教育を実現することはできないのですから。また、そんな教育熱心な方にこそ多くの生徒の指導に当たってほしいものです。だから…

諦めずに最後まであがいてください。健闘を期待しています。

 
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