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前向きな全国の学習塾の先生へ(4)
「【きく】についてお伝えしましたが、何か実践されましたか?」

宮本剛氏

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今回は、「きく」にも大きく分けて3つあるということをお伝えします。

一つ目は、「聞く」。
これは、もっとも一般的な行為です。音として耳できいている状態です。
あなたが普通にやっている行為です。

二つ目は、「訊く」。
これは、問いただしたり、問い詰める時に用います。訊問などで用いられることからもお分かりいただけると思いますが、子どものためというより、自分の理解・納得のための行為です。

刑事ドラマの取り調べ室を想像してみてください。イメージがわいてきましたでしょうか?
「どうして宿題をやってこないんだ?」「この成績でいける学校あると思ってるのか?」と言われて、生徒はどんな行動を取るでしょうか?
前回お伝えしたことにつながりますが、訊くことで得られるお子さんの行動は、反抗するか、逃避するかです。動物的な反応でしかありません。

三つ目は、「聴く」。
耳+目・心です。それだけ真剣に相手のために心できいている状態です。お子さんの言葉だけではなく感情も含めて、すべて受け入れ、承認することです。
「傾聴」することです。コーチングはアメリカから入ってきましたので、英語では「Active Listening」と言います。
あなたが、真剣に聴くことで、生徒は自分の心を開き始めます。

さて、あなたが普段生徒との会話でやっている「きく」でしょうか?

ぜひ、「聴く」ことを実践してください。あなたの聞く・訊くが聴くに変化することで、生徒に変化が出ます。

では次回、聴く・傾聴のためのポイントをお伝えします。

 
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